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命をねらう口の中のバイキン 腎炎、関節炎、骨粗鬆症との関係

関節炎や骨そしょう症も!?
腎炎、関節炎、骨そしょう症

ムシ歯菌や歯周病菌などの毒性成分が血液中に入り込み、腎臓や関節にたまれると、その場所でアレルギー反応を引き起こし、ひどくなると腎炎やリウマチ性関節炎などになります。

また、歯周病菌の作り出す内毒素は骨を溶かす作用が強く、歯を支える骨を溶かすだけでなく、血液に入り込んで全身の骨もボロボロにしてしまいます。
しかし、骨そしょう症の寝たきりの患者さんの口の中の清掃を徹底して実施したら、骨が強くなり歩けるようになったという報告があります。歯みがきで骨そしょう症も予防・改善できるのかもしれません。

口の中の病気が思わぬ疾患の原因となるんですね。自覚症状が出たときには、相当に進行してしまっています。からだには適応力が備わっているため、少々は持ちこたえますが、限度を超えると悲鳴をあげるわけです。我慢して先延ばししているうちに重症化していきます。

全身の健康のためにも、定期的にお口の中のチェックを受けて、健康を維持増進する習慣が必要です。